1㎡の逆流なしのローラー大作戦で、ADHDでも物に溢れた家を確実に片付ける!
今私が住んでいるのは地方の一軒家の5LDKで、納戸が2つに各部屋に押入・収納棚・クローゼット付きで、廊下縁側にもこれでもかというくらいの収納スペースがあります。
家の外にはガレージの他に、物置ルームが大小二つあります。
にもかかわらず、居間・キッチン・廊下・玄関までもが物で今も溢れています。
ADHDにっては自力で実家の物に溢れた実家の片付けは無謀なのか?
自分の物以外に、同居の高齢の母の物、亡くなった父の物、今は使わないけど昔は頻繁に使ってた物、置物・人形・飾っていた民芸品類、膨大な来客用食器・来客用座布団寝具類、何年も箱に入ったままの貰き物の山…。気の遠くなる様な物量が貯蔵されてました。
少し手は付けてはいますが、全て整理し終えるには、このままコツコツでは気が遠くなりそうなくらい先になりそうですのす。いずれまとめて処分できれば…。
片付けが苦手組には、魔法のメソッドは通用しない
1日ワンブロック(約1㎡)片付けるだけ
1日小さなワンブロックだけ片付けるという、とってもシンプルな方法で、一度の片付けのハードルはかなり低いです。
日によって反則技も使ったりで、やる気のない時も続けられます。
ただし、一度ローラー作戦が完了しても完璧に仕上がるの難しいでしょう。時間が経てば元に戻ってしまう可能性があります。
それでも大丈夫です。2周目3周目を繰り返せばいいのです。
まずは1周目のなんですが、これさえ終われば、2周目以降ははずっと楽になります。
この作戦のルール
忙しくても1日最低1㎡だけ片付ければいい
もしも忙しくて時間をかけられない場合でも、決めたエリアから不要物を取り除いて空の空間にするだけでいい。
逆流後退は絶対NG
これまで片付けたエリアには絶対戻さない。逆流はさせない。
引き出しは1つだけ、棚1段だけでもOK
引き出しもひとつで1ブロック、棚も一段で1ブロックでOK。次回のブロックに物を先送りでもOK。
時間もやる気もない場合は、次回やるエリアに移動してそこを空にするだけでクリアという緩いルールでいきます。
一度片付けたエリアは絶対に新たに物を置かない
どうしても置く場合は、これから手をつける別の場所に置く。 <気分がのってる時は、2ブロックでも3ブロックでもやりたいだけやればいいのです。
原因は物をほとんど処分せず、整理片付けをしただけだったからです。当時はまだミニマリズム、ミニマリストという言葉も知りませんでした。
物を極力減らしてミニマリストへ
もう同じ轍は踏みません。退避場所があっても、もう不要な物の、使うかも?と思われる物、古くて役目も終えた物は即ゴミとして処分でいきます。
今度やるキッチンは2周目にあたりますので、1周目よりはスムーズに行くはずです。
次回は実戦記録を書きたいと思います。
借金玉著/発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術…感想⑵
行き場のない物は、全て「本質ボックス」にぶち込めば上手くいく!
前回の⑴は主に道具についてのハックでいたが、今回は片付け整理についてです。
(第1章)HACK5 さらば片付け地獄! 「本質ボックス」と「神棚ハック」
続きを読むあなたのお部屋には「行き場のない物品」が溢れているのではないでしょうか。
例えば引っ越しで家具を組み立てた後のドライバーセット。どこに置いておけばよいかよくわからないと思います。
そして、あなたは思い立ってどこかに収納し、二度と思い出せません。埋められたドングリは、時々芽を出して立派な爆弾に育ちます。
「おいおい、あれがないと大変なことになるんだよ!」と言いながら部屋中探し回った経験のない方はあまりいないと思います。
いざというに必要なものがない。とても辛いことです。
発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術 …感想⑴
借金玉著/発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術
著者のブログは、時々スマートニュースのはてなでピックアップされているのを拝見したことがありました。困難な会社員生活の葛藤というような記憶があります。
会社員ではなくなった今の自分には、直接参考にはならないかなと思いましたが、内容も濃く、共感したり参考になる事柄がいろいろあり購入しました。
プロフィールの紹介にはADHDしかありませんが、本書の冒頭にはADHDの他にASDあるそうです
1985年生まれ。診断はADHD(注意欠陥・多動症)の発達障害者。幼少期から社会適応が全くできず、登校拒否落第寸前など繰り返ししつつギリギリ高校までは卒業。いろいろありながらも早稲田大学を卒業した後、何かの間違いでとてもきちんとした金融機関に就職。全く仕事ができず闘争の後一発逆転を狙って企業。一時は調子に乗るも登った角度で落ち散る大失敗。その後1年かけて「うつの底」から這い出し、現在は営業マンとして働く。
帯のコピーより
ADHD当事者だから書けた
「本当に使える」ハックが満載!
◆ ◆ ◆
第1章 仕事
自分を変えるな、「道具」に頼れ
第2章 人間関係
全ての会社は「部族」である
第3章 生活習慣
朝起きられず、夜寝られないあなたへ
第4章 依存
厄介な共、「薬・酒」とどう付き合うか
第5章 生存
僕が「うつの底」から抜け出した方法
自分は長く抜け出せないようなうつはまだ経験はなく、会社員でもなく今後復帰するつもりもないので、とりあえず、第1章・第3章・第4章を興味深く読みました。
以下に参考になったところをピックアップしていきたいと思います。
バックに全てぶちこみ、リスクを回避せよ!
第1章 自分を変えるな、道具に頼れ
僕にとって、仕事をする上での問題点は実に多岐に渡ります。僕は注意欠如が非常に強く、多動もあります。集中力は極めて散りやすく、また逆に一度没頭すると他のことが一切できなくなります。ADHDにありがちな物事の先送り癖も強く、物の整理もタスクの整理も非常に苦手です。やるべきことが3つあったらもうわけがわからなくなってしまう人です。
まさにその通りです。まるで自分ことを代弁してくれてるかのようです。一流大学出身で、これだけ自己分析力に長けている著者が、職場で「何でそんなミスをするのか?」「忘れ物をするな」等叱責されてきた失敗談の数々…。
3日ハンカチを忘れ上司に呆れられ、忘れないようにドアに画鋲でハンカチを留めて、カバンにハンカチを5枚ぶちこんだそうです。
忘れ物が多いのはADHDに出る顕著な特長で、私も子供の頃から提出物・ハンカチ・教科書等の忘れ物が異常に多く、物の紛失等も日常茶飯事でした。
朝もギリギリまで起きられず、寝起きのまま余裕もなく登校する、女子なのにいわゆるだらしのない子でした。
HACK 1 「カバンぶっこみ」こそが最強の戦略である
HACK 2「バインダーもりもり作戦」で書類の神隠しを防ぐ
これは営業マンで書類やPCを常に持ち歩く方ならでのハックですね。
私は外で仕事はほとんどしないので、持ち歩く物は最小限にしてはいますが、気がつくとバックはいつもパンパンです。出先の時にたまに必要になる各種カード類・免許証・保険証・印鑑等を、大きめの平たいポートにオールインワン状態にして常に持ち歩いています。
急に本を借りたりとかクリニック、ポイントカードの申し込みやらで慌てることはありません。
ちなみに私は少し前まで財布を頻繁に落としていました。
これまで幸いにも落とした財布は紛失したことはほぼなかったのですが、居眠りしたすきに置き引きされ、カードの再発行等大変な手間がかかってしまい、それ以来オールインワンのポーチと財布を繋げて持ち歩いています。以後落としたことはあません。
パンパンになったカバンにぶち込んだ財布がこぼれ落ち、ぶら下げて歩いていることに気づいたことはあります。大きめのポーチ支えになりことなきを得ています。
先延ばしグセを治すためのノート活用術とは
HACK 3「メモができない」僕らのための手帳術
●ちょっとした「短期タスク」忘れてしまう人々へ
「住民票を払う」「ガス代を払い込む」「メール」を送信する。こういう「短期タスク」を処理することが、我々には存外にできません。「特に明確な理由がないが住民票を1年払い込まずにいたらものすごい延滞金が発生した」みたいな悲しいエピソードを持っている方も多いでしょう。
本当にそうです。日常の細々とした処理をするがどれだけハードルが高いというか、苦痛というか、我ながら自己嫌悪になる時もありますが、なぜかは説明しようもありません。先延ばしに何でもしてしまう傾向があるからでしょうが。
〜中略〜
そういうわけで、困った時の三原則。とりあえず情報の入力先を「集約化(ぶっこみ)」をしましょう・「用途ごとに複数のツールを使い分ける」というのはできる人のやり方です。「必要なものはとりあえず一箇所に集約化する」をひたすら繰り返し言っていますが、最も重要な基本戦略です。
そのためおすすめは紙の手帳です。仕事用の手帳とプライベートの手帳を分けることはおすすめしません。
著者は胸ポケットに収まるサイズの一冊のノートにスケジュールからメモまで何でも聞き込み集約化して携帯し、メモ部分がいっぱいになると何度も買い直しているそうです。
私の頭の中は常に、あれをしなければこれをしなければ、これをやりたい、あれを期日前に処理しなければと混乱状態です。したがって頭をスッキリ整理させるためにも、目的別にノートを分けたりしていました。
単純スケジュールノート
仕事の計画表的ノート
アイディアノート
がしかし実際に使いこなせていません。3冊以上持ち歩くの大変だからとスケジュイールノートにぐちゃぐちゃ書き込んでしまったり、どこに何を書くか等一貫性がなくなり、全て中途半端に途中で終わっているような状態です。
今も試行錯誤の状態ですがスケジュールノートは最低限の薄型にして、仕事の計画やアイディアのノートは一冊に集約で折り合いをつけていこうかなと思っています。
そしてもうひとつ最近加わったのは、A6サイズの切り取り式メモ帳です。
その日やるべきToDoリストを書き目の付く机に置いておく、もしくはその日持ち歩くための。
試行錯誤によりたどり着いた私のメモ帳活用法
最初は欲張ってリストを5くらい書いてしましたが、最近は3つにしぼり、そのうちひとつでも完了させることを目標にしています。
かなりハードルは下げましたが、ひとつ完了させると、次のタスクに取り掛かるハードルはだいぶ下がることに気づきました。
基本的に複数のタスクを同時進行に処理は苦手ですので、ひとつひとつの小さなたすくを着実に仕上げていくことが、目的達成への近道になると実感しています。
新たに仕事に取り掛かる時は、その過程を細かく分解し小さなタスクにし、何かの支払い等細かで雑多な事務処理も、ひとつひとつ小さなタスクと見なし、着実にやり終えて行くことが、今の私にとってはベストな形だと思っています。
それには一冊のメモ帳が、私にとってお大きな助けになっています。
次はまた次回以降に
HACK 5 さらば片付け地獄!「本質ボックス」と「神棚ハック」にについては。
ADHDの傾向の人にToDoリストにタスクに取りかかるたの「やる気」を出すために
こんなライフハック(日本版 2018.7.12)の記事を目にしました。
www.lifehacker.jp
ToDoリストにある最も困難なタスクは、文字では書かれていないタスクです。
それは、ToDoタスクに取りかかるための「やる気」を出すということ。取り組もうとしているタスクが重要なものであればあるほど、恐怖心がつのり、初めの一歩が踏み出せなくなります。
YouTubeチャネル『How to ADHD』の製作者のEdwardさんとJessicaさんが、Redditのスレッドで、タスクに取り組もうとしてもすぐに気が散ってしまうADHD(注意欠陥多動性障害)傾向な人のためのテクニックをいくつか紹介しています。
ToDoリストに着実に取りかかるためにすべきこと
ToDoリストを書き出し順番に取りかかれば、片付けも仕事もスムーズにこなせるはずです。
実際に私もこの方法で家の片付けをある程度こなせました。しかし日によって取りかかることが億劫になり、何度か先延ばししてまい、予定が大分遅れてしまうことが頻発しています。
今現在でさえ重い腰を持ち上げてタスクに向かってる状況です。朝9時から始める予定が延びに延びて昼近くなったりでなんて良い方で、1週間も先延ばしになることも珍しくありません。
しかしながら以前に比べれば、これでも進歩はしているのです。今日やるべToDoリストをアップし確認する、確認しよとするという習慣は、今までにはなかったのですから。
時間がかかっても一歩一歩前進していることは間違いありません。
そしてそのToDoリストに向き合い逃げずに毎回一つ一つのタスクに取りかかれたらどんなにか良いでしょう。
それは簡単な瞑想のような方法だそうです。
ToDoリストにとりかかるためのシンプルなタスク
2人が、この恐怖心を克服するヒントを紹介していました。それは、シンプルな瞑想のようなテクニックです。
やる気を高めるための4つの手順
1. 快適な姿勢で座る。
2. タスクに取りかかるところをイメージする。
3. タスクの1つ1つのステップをイメージする。
4. ステップの最初から最後までを繰り返す。
これらを実行するにはタスクをブレークダウンするとしやすくなると解説されています。
このとき、瞑想と同じく、心がさまよいだしたら気づくようにし、気づいたらそっと引き戻すようにします。
「だいたいいつも、気が進まないステップに差しかかると、私の脳はひらりと身をかわして、別のことを考えようとします」とEdwardさん。
「そうなったら、深呼吸をして、最初からやり直すようにします」
ADHDの人も、そうでない人も、このテクニックを使えば、タスクをうまくブレイクダウンすることができます。
これまでに何度も言ってきましたが、タスクをブレイクダウンすることで恐怖心は和らぎ、実行可能性が高まります。たいていの場合、最初の一歩を妨げているのは、恐怖心なのです。
ブレイクダウンとは、イメージとしては故障とか失敗とかあまり良いイメージはないのですが、他に分類する・細かく分析するとかもあるので、ここではタスクを細かく分析しひとつひとつのステップを単純化しハードルを下げていくと解釈して良いのでしょう。
早速ToDoリストから逃げ出したくなったら試してみようと思います。効果のほどは…
また次回以降に。
1年間ブログを放置しましたが、再スタートです!
一筋縄ではいかない発達障害との付き合い方
ADD・ADHD等発達障害についても色々と情報取集もしてきました。NHK等テレビ番組でも特集を組まれる機会も増えてきました。
そういった状況は喜ばしいと思う反面、自分のような報道される方々より軽度と思われる人間は、日々自己努力によって対処法を試み改善して行くしかないのかなと思っています。正式な診断も受けていないので、薬に頼らなければいけないレベルなのかも定かではないのですが。
深く知識を得ればえれるほど、発達障害というものは色々な困難を伴い、一筋縄はいかないといことを思い知らされました。全て人並みにを目指して克服しよう等とは思ってはいけないのだと見に染みて実感しました。
キッチンクリーナップ大作戦! まずは断捨離から
何度か片付けをしてきましたが、根本的な物を減らしことをしていなかったばかりに、リバウンド状態というか、目一杯散らかった状態になりました。毎度のことですが(笑)。
一旦散らかり出すと、こまめに片付け、整理整頓ができない性分なのです。いずれ徹底的にあるのだからと、放置状態になっていました。
続きを読む注意欠陥障害ADD・ADHDがアルバイト・仕事がで直面する困難は(その4)
ADDの人の人生は、自分に向く仕事につけるかどうかにかかっていると思います。不幸にして仕事に就けない場合、半年から数年とくらいの準備期間を長いスパンで考え、とりあえずなんとか務まる仕事・アルバイト等で、生活するために食いつながなければなりません。
続きを読む注意欠陥障害ADD・ADHDがアルバイト・仕事で直面する困難は(その3)
前回は。
ADDは自分の得意分野で働けば良いと言われていますが、好きなこと、得意なことですぐに収入を得られるほど甘くはありません。そこで次に、短期で未経験でもOKという、電話のオペレーターの仕事に応募しました。時給は1250円でした。
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