片付けられないから卒業するまで

ミニマ二ストでシンプルライフ目指して、大人のADDを克服するために

ADDの脳! 頭のゴミ、もやもやをスッキリさせて、脳を目覚めさせたい!(後)

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!   苫米地英人

 前回の続きで、Step5からです。

 Step.5

「なりたい自分」になるためにまずは「我慢」というゴミを捨てる 

 やりたくないことを我慢してやっていると、やる気は続かない、パフォーマンスも上がらない。

 

「やりたい」want to ではなく、「やらなければならない」have to ばかをしていると、毎日頭がモヤモヤした状態になる。

 

「やりたくないけれど、やらなければならない」「我慢してやらないと、食べていけない」という考えが。セルフ・エスティーム(自子尊重)を傷つけることになる。

 

このセルフ・エスティームを傷つけることによって、潜在能力を大きく低下させ、「自分には選択の余地がない、大した人間ではないので」という思いに陥いり、自己評価を著しく下げることに。そしてさらにパフォーマンスを下げる結果に。

やりたくないことをまず辞めることを実験

やりたくないリストを書き出して、その中から一番やりたくないことを辞めてみる

 

今の私にはリストアップは難しいですね。会社に行きたくないとかはとっくに辞めましたし、苦手な片付けも掃除も、思い立った時にしかやりません。

ということは今の私にはやりたいゴミはないということですね。

Step.6
やりたいことがわからない……
「自己中心」というゴミを捨てる

step1で「感情」というゴミ」
step2で「他人の刷込みというゴミ」
step3で「これまでの自分」というゴミ
step4で「マイナスの自己イメージ」というゴミ
step5で「have to」というゴミ 

 まだこれらのゴミを捨てなければならないと意識しているうちは、まだhave to のままである。これをwant to に変えるには、高いゴールを設定し、コンフォートゾーンを正しく設定すれば、「やらなけれなまらないこと」はスコトーマ(盲点)に隠れ、見えるものはすべて「したいこと」に変り、ストレスはなくなり、身も心もリラックスし、頭のゴミ、モヤモヤは消え、高いパフォーマンスが発揮されるようになるそうです。

 

この章ではゴールの設定について、自分の夢願望と共に、より抽象的な自己中心ではなく、現状とはかけ離れた、より壮大な理想・ゴールを設定することが、ゴールに向かうホメオスタシスが働き、コンフォート・ゾーンを移動することが可能になり、コンフォートゾーンがはずれ、スコトーマがはずれ、それまで見えていなかった、道筋と方法が浮かび上がってくるそうです。

 

「外にゴール設定→新しいコンフォート・ゾーンを高い臨場感でイメージ → ホメオスタシスが変化 → コンフォート・ゾーンがゴール側に移動 → スコトーマがはずれる」

 これを繰り返し、実現不可能と思われたゴールに近づいていくそうです。

 

ゴールに向かうには、自分で作り上げたイメージに対して、自分でホメオスタシスのフィードバックを帰ることが必要で、自分の脳の認知機能に対して、意識的に介入しなければならず、そのためのカギとなるのが「臨場感」です。

キーワードは臨場感

臨場感が高いほど、ホメオスタシスのフィードバックが強くなり、コンフォート・ゾーンの移動も、スコトーマのはずれ方も大きくなります。

 

設定したゴール達成するためには、コンフォート・ゾーンのイメージに対して、臨場感を高く持つことが重要である。

STEP7
失敗するのが怖い……
「恐怖」というゴミを捨てる

恐怖というドリームキラーを、克服できるかによって、ゴールを実現できるかどうかが決まる。

もともとエフィカシーセルフ・エスティームが高い人は、自分に自信を持ち、思い切りと行動力もあり、今の会社の仕事が自分のゴール達成のために意味はないと判断すれば、会社を辞めてゴールに向かって一歩を踏み出せる人である。

 

それとは反対に、石橋を叩いて慎重に、リスクを考え、診療に行動する人は、失敗するかもしれないという恐怖に支配され、現状の外に踏む出すことが難しい。

 

「食べられなくなる」という恐怖は捨てなさいということです。家族を養っている人は、難しい面はありますね。

 

逆にいうと、独身であれば、「食うために働く」という呪縛はないはずであり、とりあえずアルバイトさえすれば、生活は成り立ちます。

 

今の仕事が不満でも、アルバイトで稼ぐよりは楽だと思ったら、しばらくは勤めていてもいいのではと思います。アルバイトは単純労働ほど時給が安く、にもかかわらず、重労働だったりすることも多いので。

 

ただアルバイトでも、仕事への選びには注意がいります。世間一般の人は、単純労働をこなすというハードルは低いと思いますが、ADHD・ADDの傾向の人は、仕事の種類によっては結構厳しい仕事があります。高校生でもこなせるコンビニのアルバイトは、私には無理でしたので。

 

今現在私は、実家暮らしになったので、寝食に関する生活費はなんとかなっています。いよいよ厳しくなったら、アルバイトをしようと思ってはいますが、わずかながらも収入が出はじめているので、目標にに向かっていくだけです。

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失敗にするかもという恐怖のゴミを捨てるには

恐怖の感情を消すルールとは、
「すべての感情を娯楽にする」
「ゴール達成に意味のある感情だけを自分に許可する」
というルールを自分に課する。

それでも恐怖を消せない場合は

怖がっている暇があれば行動せよ

恐怖にはふたつあり
「感じて当然の恐怖」
「感じても意味のない恐怖」

があり、犯罪・事故等の身の危険を回避しようとするものであり、身を守るために当然の感情であるのが「感じても当然の恐怖」で、「うまくいかなかったらどうしよう」「失敗するかもしれない」という恐怖は、「意味もない恐怖」である。

 

これを克服するには、恐怖の原因をなくすために、怖がっている暇があったら淡々と行動すればよいだけである。

 

自己イメージを高め「すべての感情を娯楽にする」「ゴールに意味のある感情だけ自分に許可する」

 

「感じても意味のない恐怖」を感じたら、恐怖の原因を消すために頭と体を使うということだそうです。

Step8
「倫理へのとらわれ」というゴミを捨て
「ひらめき脳」を手に入れる

この項は、2~3回読み直してなんとなく概要が理解できました。

「考えていると頭がごちゃごちゃしてきて、考えるのが嫌になる……

よくあることですが、順を追って直線的に考えていることがネックになる。いくつもの要素と事象が絡み合いながら同時に複合的に展開しているのに、それを順を追って整理しようとしても無理でり、現実の事象は、全体と部分か成り立っているのだけでなく、全体と部分が双方向的に関係しています。部分を順に追うだけではわかりません。全体がわかることで部分がわかるのです。

 

この全体と部分の双方向の関係をゲシュタルトといます。そしてゲシュタルトによって、事象を認識する能力を「ゲシュタルト能力」といいます。

現状の外のゴールはゲシュタルト能力によって叶う!

ゲシュタルト能力の拡張をしていく!ことが大切。

ゲシュタルトが大きければ、ちょっとした情報のインプットに対し、多様なアウトプットが可能になる。

 

ヒットした商品を生み出した人は、たまたまちょっとしたことにピンときて、たまたま目にした物を見てというきっかで、ということがよくありますが、それはその人に、大きなゲシュタルトができていたから、アウトプットしてヒットをさせることが可能に…。

 

抽象的な表現なのですが、なんとなく理解はできます。ゲシュタルトといのもなんとなくわかりますが、人に説明するのは難しいですね。

 

凡人で頭も悪い自分は、果たしてどうなんでしょうかね(笑)
ただ、限られた人生をだらだらと毎日過ごすよりは、トライすることが正しい道だと思います。