片付けられないから卒業するまで

ミニマ二ストでシンプルライフ目指して、大人のADDを克服するために

ADDの私がミニマリストを目指した理由

注意欠陥障害ということを知らずに、片付けられないと戦った日々

ADD・ADHDの部屋を散らかし、片付けられない! 片付けてもきれいに保てない!
その結果、探し物・紛失物が多い。そして会社や学校、待合せに遅刻を繰り返すという弊害が生じます。

 私自身は、あらかじめ片付けをしないと、友人はもちろん家族も呼べない状態でした。

突然の来訪は、絶対にNG。家族すらあらかじめ確認してから、2日がかりで掃除しないといけないレベルでした。物が増えるにつれて、1日だったのが、まる2日くらいかけないと…という状態に陥っていきました。

年に1度か2度とかしか来ない友人は、私はの普段の状態を知りません。普段は散らかっていると話してはいますが、どれほど酷いかは想像できないでしょう。

カミングアウトしているとはいっても、実際の家は死んでも見せたくありません。家族にもです。

 

人の来訪という外圧によって、片付ける以外にも、もう耐えられないという、いくところまでいってしまうと、徹底的に片付けることもありました。

しかし、それをキープできないのです。1週間で元に戻り始めます。最初の数日間はなんとか保とうとするのですが、1週間も過ぎると決壊が起き、雪崩が一気にという感じになるのです。

そうなると、片付けようとするモードがオフになり、次のやる気が起きる機会、もしくは外圧が来るまでは、ほぼ何もしない状態になります。

どうして自分はできないのだろうという? 自己嫌悪どころか、自分の自堕落さに、罪悪感すら覚えていました。

 

その度に書店で片付け方の本や、雑誌のインテリア特集の類を買って読んでは、やる気をふるい立たるのですが、やっぱり続かないのです。片付けることにものすごいエネルギーがいるのです。

自分は人と何かが違うとは思ってました。世の中には子育てをしながら働き、日々の家事をこなしている女性は、掃いて捨てるほどいます。

ひとり暮らしで、最低限のことすらこなせない私とは……。

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片付けられないは脳の癖! ADD・ADHD(注意欠陥障害)を知った日

10数年前に書店で手にした本に、片付けられないというのは、注意欠陥障害(ADD・ADHD)である可能性があるとうのを見て、はじめて腑に落ちました。注意欠陥障害というのは、脳の前頭葉の血流が悪いために、起こる障害であること等。

本にあった、診断の判断材料になる、30個くらいあるチェック項目は、9割くらい当てはまってしまい、ほぼ真っ黒であるという確信を持ってしまいました。

 

専門医に診てもらいたいと思いましたが、紹介されていたクリニックは数年待ち、早くても地方の大学病院で、半年待ちということで、一旦受診はあきらめました。

診てもらって完治するのであれば受診を待ちますが、生活を工夫し改善する方法や、人により症状を多少改善する薬の服用等が紹介されていましたが、現状は、劇的に効果を期待できるレベルではなさそうなので、あわてて診てもらってもどうかと…。

症例を見ると、私は重度はなさそうです。社会生活における支障も、決定的というほど酷いというほどではなく、なんとかできるレベルではるとおもいました。勤める職種によりますが。

原因は脳の癖であることを知ったら、もう悩まない!

もともと、片付けは苦手・脳のクセがそうなのだ!と知って開き直ると、無駄なら努力は極力したくないとう結論に。

ただし、きれいに片付いた快適な部屋で過ごしたいことには変わりありません。ネットでミニマリストという言葉を知り、興味を覚えました。

それと同時に私のような片付けられない種族、いわゆる汚物部屋の住人と自称する人たちが、そこから脱出するまでの軌跡を綴ったブログを読むようになりました。

 

私よりも何倍も汚く物を溜め込んでいる方が、汚物部屋から脱出するまでの、長く厳しい戦いの軌跡は驚きでした。こんな酷い状態でも、終わりにできたんだと…感慨深いものがありました。

彼・彼女らには、多趣味で好奇心が旺盛、収集癖がある、いろいろな物を買い集め、それを使わなくなっても捨てない…。片付けられないのに料理は大好きで、道具もいっぱい…。という共通点が多く、私と同じでありました。

 

そして、それを断捨離した後、すっきり輝くような家の輝き。空気自体が浄化されたようで。
かなり酷い状態から脱して、生まれ変わっている人達がいることは、励みにもなり刺激にもまりました。

そして私のが今最優先でやるべきことは、自宅に溢れる不要物の断捨離から

ミニマリストという言葉が巷に溢れ出す直前に、在宅で仕事をすることと、高齢母と暮らすことを決めたので、 結果的に実家を断捨離してミニマリストを目指すことになりました。

 

コンパクトで新しくてきれいな部屋であった、ひとり暮らしの時に、一度でいいから快適にオシャレに住んでみたかったです。もとはおしゃれなな部屋にもかからわらず、物と家具で溢れかえる生活をしてしまっていたので。

 

自分の物をだけの場合と違い、実家は質量共にハードルは高いです。もう何十年も使ってない物をが、キッチンの納戸に、各部屋の押入れ、物置にと溢れかえっています。

母の許可を得られない心配、母に見つからないように捨てる心配、物理的にも経済的にも結構な労力を要する心配とう各種ハードルがあります。

時間をかけてコツコツ捨てていくしかありません。大物は一箇所にまとめて業者に頼むことにします。

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ミニマリストはADDを克服する最善の方法というか、これしかない!

まず、片付けは苦手、片付けけは苦行!と思っていたら、永遠に片付けられないと思ってましたいます。

have to を want to にしないと、いえkないのです。

自分の夢・快適な環境で仕事をしたい!くつろぎの空間にしたい! それも早くしたい!  だから片付けはわくわくすると思うようにしたら、15分くらいはやれるようになしました。それ以上やろうとしても、ほかのことが目にいってしまうので、毎日最低15分だけはやろうと思います。15分でも集中すれば大分進みます。

 

断捨離が終わったら、DIYでリフォームをするのが夢です。キッチンの床も張り替えも。理想は3月末までに、家中の部屋の断捨離、6月末までに、家中の納戸・押入れの断捨離、9月末までに家の外の物置を断捨離。これでいきます。

 

そしてその後には、必要最低限しか物を持たない生活。物を整理整頓が整頓しなくても、すぐに仕舞えて出せる生活。自分に今必要な物だけ・お気に入りの物だけに囲まれている生活生活。を目標に。

 

整理整頓が苦手で、片付けられないにもかかわらず、家中で不要物が溢れている今は、最悪な状態なのです。

 

まずは仕事部屋にしている自分の部屋から始めたいと思います。