片付けられないから卒業するまで

ミニマ二ストでシンプルライフ目指して、大人のADDを克服するために

注意欠陥障害ADD・ADHDがアルバイト・仕事で直面する困難は(その2)

前回まで。

 そしてまた仕事を探しました。

最低限当たり前のスキルが足りないのか?

最寄駅の駅ビルに入っているレストラン街の天ぷら屋さんのランチタイムのホール係の募集が出ていました。店員さんの女性は30代と40代の女性で感じが良かったので、ここにしようと思い面接を受け、即決になりました。

結果はやはり私には無理でした。すぐに使えないと思われていたみたいです。具体的に細かいことは指摘されませんでしたが。見た目の印象、年齢・経歴からもう少し仕事ができると思っていたのでしょうか。

 

忙しい飲食店はADDの私にはハードル高かったと思います。何の経験もない学生の方がましだったかもしれません。店舗改装を機会に辞めました。

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懲りずに省庁ビル内地下のチェーンの蕎麦屋さんも行きましたが、やることがびっくりするほど多く大変でした。大釜の大量のお米研ぎとセット、食洗機がけ、ホール、大量の廃棄物のゴミ捨て(地下の地下まで台車を使い)、そして週4日で契約したはずなのに週5日にされそうになったことと、同僚女性のあたりの冷たさにより辞めました。

 

同僚女性は、最初は親切だったのですが、多分、動きの悪さ、プロ意識のなさ(見える)に不満がたまったのでしょうか。冷たくあたられるようになりました。彼女は、昼間も別の所で働いてきているそうで…。

店長も他の従業員も、ほぼ良い人ばかりでしたが、私にとっては、仕事内容がヘビー過ぎました。

そしてやっぱりこんなに大変な仕事なのに、時給は900円(950円だったかも)とは。

 

今考えると、慣れればそんなに苦労な仕事ではなかったと思います。どちらかというと肉体労働の部類です。体育会系の人にとっては、長く続けられる仕事・アルバイトだったのではと思います。

そこで働く2人の女性20代と30代の女性が、なんでこんなにしっかりしていて、見た目もきれいなのに、こんな地味で大変な仕事選んだのだろうと不思議でなりませんでした。私が30代だったら絶対にもっと楽で美味しい仕事するを探すのに!と思ったくらいです。彼女らに聞くと、事務とか机の上に座ってやる仕事の方が嫌ということでした。

テキパキと機敏さが求められる飲食業はり向かない!

私にはやはり接客業も無理だったのでしょう。しかし、事務職もさらに無理なのは、ADDを知る前まら認識はしていました。注意力のなさはハンパないので、細かな伝票入力処理等あったら、まず無理です。

 

うっかりミスが許されない人の命を預かる、医療関係・介護関係・保育関係は、さらに絶対無理だと自覚してました。

 

結婚して主婦にでもなれば別ですが、ADDが経済的に自活するのは、個人差はあると思いますが、本当に厳しいと思います。最初から、自分の特性・能力を生かせる仕事に就ければ幸運です。そこに行き着くまでの道のりは大変です。私はスタートは良かったのですが、中断して長い脇道に外れれる結果となり、長い間の道の見えない徒労感は半端なかったです。

次回は、なんとか私にでも務まっていた仕事について書きたいと思います。