借金玉著/発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術…感想⑵
行き場のない物は、全て「本質ボックス」にぶち込めば上手くいく!
前回の⑴は主に道具についてのハックでいたが、今回は片付け整理についてです。
(第1章)HACK5 さらば片付け地獄! 「本質ボックス」と「神棚ハック」
あなたのお部屋には「行き場のない物品」が溢れているのではないでしょうか。
例えば引っ越しで家具を組み立てた後のドライバーセット。どこに置いておけばよいかよくわからないと思います。
そして、あなたは思い立ってどこかに収納し、二度と思い出せません。埋められたドングリは、時々芽を出して立派な爆弾に育ちます。
「おいおい、あれがないと大変なことになるんだよ!」と言いながら部屋中探し回った経験のない方はあまりいないと思います。
いざというに必要なものがない。とても辛いことです。
本当に頻繁にあるあるです。絶対どこかにあることは確実なのに見つけられない。まあそおそも物が多く散らかっているからなんですが。
はい、そこで便利な概念が「本質ボックス」です。本質ボックスは、100均ショップなどで購入することができます。
サイズは任意です。アクリル製で段ボールでも、適当な箱を1個買ってください。
行き場のない物品はとりあえずその中にぶっこんでおけばいいのです。使い終わって「どこに収納しようか?」と思ったら、本質ボックスにボーンです。
なおこのハックにはひとつ欠点があり、「本質ボックス自体が増えて本質を失う」という現象が起こりがちです。
著者は「雑多」「仕事」「貴重品」3つのボックスに別けて分けているそうです。全てこの3ボックスに納まるように。
私もご多分にもれず行き場所のない物をを全て納めようとしたら、本質ボックスがいくらあっても足りないことになります。場所もとりますし、持ち運びも重くて大変なことになります。
そこで100均で買ってきた大きく丈夫な手提げ袋を何個か用意し、文房具、紙類、趣味の物、しばらく必要としないだろう趣味の本雑誌類等、種類別にどんどんぶち込んでいきました。
今年中は絶対に使うこともないだろう物は使ってない2階の部屋に移動させました。まだ二袋残したままですが、これは納戸に退避予定です。
一人暮らしと違って実家に戻ってからはスペースがありますので、まずは自分の部屋や居住空間の片付け優先です。
結果的には処分や判断の先延ばしということになりますが、居住空間を片付け整理し快適にした後に、納戸や物置等の不要物を断捨離する予定です。
使う頻度の高い物は 「聖別」化し「神棚」を設けよ!
そしてこの本の著者は、使う頻度の高い物は「聖別」化し、机のスペースの一部を区切ってクリーンに保ち、「神棚」と名付け、それ以来そこから毎回持ち出し、またそこに戻すことができるようになったとのことです。
勤めに出ていた頃は、出かける間際に、部屋の鍵なない! 定期券がない! 財布忘れた! でバタバタ探し回り駅まで息を切らしてダッシュなんて日常茶飯事でした。
鍵はないまま鍵をかけずに家を出ることも年に一度や二度くらいありました。幸いにも何事も起きませんでしたが。
財布を忘れて同僚にお金を借りたり、水だけで過ごしたりなんてこともありました。定期券が見つからない時はその都度余計な出費でした。
帰宅したら決まった場所に鍵お置く、財布はバックから出したら必ず同じバックに戻す、こんな簡単なことが身に付かないのです。
今度から絶対にしようと決心しても多分無理だと思います。数日間くらいは続いても。
毎日何かしから忘れて失敗したり、遅刻したりとなれば死活問題になり、真剣に取り組んだかもしれません。
しかし私の場合、冷や汗をかいたり遅刻したりの頻度は月に二度、三度レベルで、あとは間一髪でラッキー!てな感じで切り抜けていたので、自分自身を甘く見ていました。
習慣にするには、帰宅しドアを開けたら大きな張り紙、もしくは行く手を阻むようなパネルに、「鍵と〇〇はここに置け!」と否が応にでも止まって置くような状況に追い込まない限りは。
そして無意識に靴は脱いで部屋に入るように、鍵も置かないと部屋の中に入っていけないような、心理的な感覚に落としこむくらいにできないと。
自分にとって安心の聖域ができた!
今は外出時には、車のキー、メガネ、携帯、免許証、財布、化粧ポーチ、髪留め等でバタバタしているので、自分にとって外出時に必要な物を納める「聖別」化した物を置く場所を作りました。
100均で全て納まりそうな小さなかご風トレイを購入し、棚の上に置いています。とりあえずバックから出した物は全てトレイに入れるように。
今のところ大正解です。基本的にバックから出して使ったものはこのトレイに。そして出かける時はトレイから全てバックにインで全てオッケーの絶対の安心感。
シンプルなアクションで気分もスッキリするので、比較的容易に習慣化できそうな予感です。油断はしてはいけませんんが(笑)
この本の感想はまだまだ続く予定です。
2018/12/17 追記
だいぶ時間が空いてしまいましたが現状顛末を改めて